リアルに対面することなくオンラインでインターンシップや面談、面接の機会が増えました。
今どき就活生の悩みのひとつにwebカメラの映り方があります。
就活生の悩み
1.日中は良いが部屋が暗くなると映りがわるくなる。
2.ES(エントリーシート)に動画で投稿、webカメラで面接の時にカメラとの位置(映り)が難しい。
オンラインで面談や面接を行う場合、webカメラが必要になります。
webカメラには、PCのインカメラ、後付けのwebカメラがありますが、普段使っているスマホ、もしくは使わなくなったスマホでもwebカメラになります。
ベストな解決方法
悩み、1,2を解決する方法としてベストな答えはミラーレス一眼カメラを使うという方法がありますが、これは費用も手間もかかるので就活生には現実的ではありません。でもやりたい方は別で書いた記事がありますので下記のURLよりご覧ください。
https://cocorollc.jp/tool/eos/
就活生にベストな解決方法
このミラーレス一眼の代替えになるのがスマホです。iPhoneでもandroidでもどちらでも大丈夫です。CamoというアプリをスマホとPCにそれぞれインストールする事で悩みの1も2も解決できます。
用意するもの
アプリ:Camo(android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.reincubate.camo
PC:Camo studio
https://reincubate.com/ja/camo/downloads/?al=share
スマホ~PCへのケーブルが必要:LightningやTypeCなど
何故スマホなのか?
スマホのカメラはとても優秀で、とても明るいレンズが付いています。ですので夕方部屋が少々暗くなってきても、そこそこ綺麗に収録できます。
写真と違って動画は感度(ISO)が上がってもノイズが気になりません。さらに小さくても良いので顔に当たるライトでもあれば夜でも問題なく収録できます。
インカメラ?背面カメラ?
スマホのカメラは自撮り用のインカメラと背面カメラがありますが、だいたいどの機種も背面カメラの方が解像度が高く綺麗な画質になります。収録するときは背面カメラを使ってみましょう。
顔認証AF(オートフォーカス)も付いていますので、ピントが合わないという心配も無用です。
自分映りはど真ん中
あとはPCに映った自分の位置をしっかり分析しましょう。
場所は画面のど真ん中でOKです。頭の先からみぞおちまでが綺麗に観える見え方です。頭の先は少し切れても大丈夫ですが(TVはほとんどが切れている)就活の面接なら全部見せてる方がいいでしょう。
もしオフセットするなら(中心から左右のどちらかにずらす事)、空間を空けた方に上体を向けて斜めに映ってください。空間の狭い方に身体を向けると窮屈な印象になります。
スマホを固定するには三脚かテーブル三脚、固定できるならなんでも良いです。
ノートPCのインカメラだと蓋の開閉具合で映る角度が変わりますし、デスクトップのインカメラやwebカメラだと背景に映ってほしくないものがある場合、移動は困難でとても面倒な事になります。
今さらですが3つを比較
PCのインカメラ
良いところ
・改めて買う必要がない
・内臓なのでPCとの接続に何も必要がない
悪いところ
・蓋と連動しているので、画角に自由度がない。
・暗所に弱い。
・画質が悪い
後付けwebカメラ
良いところ
・安価で手に入る。
・カメラの設置場所に若干自由度がある。
・ものによっては画角を変える事ができる。
・刺すだけでドライバがインストールされる。
悪いところ
・カメラとPCの間にUSBケーブルが介在する。
・暗所に弱い。
・スペック的にはフルHDだが、ダイナミックレンジが狭く解像感が悪い。
スマホ
良いところ
・既に持っているので、改めて買わなくてもよい。
・レンズが明るく画質も綺麗。
・機種によってはポートレートモードがあり、背景をぼかす事ができる。
・暗所にも耐えれる。
・ケーブルが届く範囲で距離や角度を変える事ができる。
悪いところ
・スマホとPCの間にUSBケーブルが介在する。
・スマホを固定する三脚のようなものが必要。
・事前にスマホとPCにアプリのインストールが必要。
まとめ
ここ数年でオンライン面談や面接、ESに動画を添付など、従来では考えられないような就活が行われています。コロナのお蔭でここら辺の業界(オンラインを使ったサービスや周辺機器)がグッと進歩せざるを得ない状況になりました。
例年には存在する先輩たちのサンプルが無いので、皆さん苦労しているとは思いますが、慣れるまではだいたい皆さんの悩みは同じです。
就活用の証明写真を撮りにこられるお客様の2割は、このオンラインでのシーンを悩みや不安として上げてきます。
もうちょっとカメラと距離をとりたいとか、角度を付けて撮りたいとか、明るく撮りたいなどの悩みでしたら、スマホをwebカメラとして使うのが一番のおススメですよ。
その他どのような悩みでも知りうる範囲でお答えしますので、都合の良いときにでもご相談ください。